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歯周病治療

食後に歯磨きを行わないと、食べかすが口腔内に残り、歯垢（プラーク）となります。歯垢は歯に付着したままにしているとやがて歯石になり、歯石が溜まると歯茎がダメージを受け、歯周病へと発展します。歯周病の症状が見られる場合は、当院で歯石除去などの治療を受けるようにしましょう。

歯周病は歯垢や歯石を溜めることで発生しますが、直接の原因となるのはその汚れにひそむ細菌です。また、それだけでなく、他にも歯周病リスクを高める要素があります。その要素とは、蓄積した歯石、歯並びの悪さ、歯に合わないかぶせもの、喫煙・ストレス・口呼吸・食生活・歯ぎしりなどの生活習慣です。

歯周病になりにくいお口にするには、歯垢を溜めないようにこまめにケアを行い、リスクとなる要素を解消することが重要です。当院では、ブラッシング指導や歯石除去などの基本的な歯周病治療を中心に、患者さまが歯を失わないようにサポートしています。症状に合った治療法をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

一般的な歯科診療

水を飲んだときや甘いものを食べたときに歯がしみる場合は、虫歯ができている可能性があります。虫歯は細菌が出す酸によって、歯が溶かされた状態です。初期の状態以外は、放置していても自然に治ることはありません。そのため、歯が痛いなと思ったら、できるだけ早めに歯科診療を受けましょう。

虫歯の検査の際は、患者さまにもデジタルレントゲンや口腔内写真を使って状態の確認をしてもらっています。ご自身のお口の状態を、少しでも知っておいてほしいと考えているからです。自分の歯がこれだけ溶けてしまったのだと知ることで、ケアの方法や食生活を顧みるきっかけになります。それは、今後の予防の質の向上にもつながります。

虫歯の治療を行う際は、なるべく患者さまの大事な歯を削らないように治療します。天然の歯は少なくなるほど、強度が弱くなり、虫歯の再発によって抜歯の可能性も高くなるからです。できるだけ削る量を少なくするためにも「水や甘いものでしみる」「歯の表面に黒い部分がある」などといった症状を感じたら、早めにご来院ください。

小児歯科

お子さまの歯の治療に関する大きな問題の一つに、治療への慣れの問題があります。注射が嫌いなお子さまが多いことから分かるように、お子さまのうちは痛みに敏感なものです。当院では、お子さまが怖がらないように、歯の治療器具に慣れてもらうことから始め、その後で治療に入ります。

治療の器具に慣れてもらうために、お子さまには歯を診るための小さな鏡やピンセット、歯を洗ったり乾かしたりする道具などを示して、どんなことに使うのかを説明します。危険でないものには、実際に触ってもらうこともあります。

治療を行う際は、痛みが少なくなるように「こうするんだよ」と麻酔の手順を説明し、処置を行います。絵本の文章のような簡単な言葉を使うことが、お子さまに治療内容や器具を分かりやすく説明するためのポイントです。治療後は、時間が余っていれば、お子さまと一緒に遊ぶこともあります。遊び心を忘れずに、お子さまと接するようにしています。

お子さまの歯は、歯質が薄いため虫歯になりやすく、進行も早いという特徴があります。そのため、できるだけ早めに、定期的な検診の習慣をつけることがおすすめです。親子で気軽に通える歯科医院作りをしていますので、まずはお気軽にお越しください。

マイクロスコープを用いた治療

歯の治療では、非常に細かな視野が求められます。治療部位によっては小さすぎて、人間の視野ではしっかりと確認しにくいところも多いためです。そこで、当院ではマイクロスコープを活用しています。

マイクロスコープとは顕微鏡のことで、10倍、20倍の視野の拡大が可能です。これはつまり、1mmの小さな穴も1cmや2cmの穴に見えるということです。それを利用して手術の視野を拡大したり、モニターに映し出して写真に撮ったりしています。

当院では様々な治療にマイクロスコープを使用しています。その治療とは、例えば、虫歯のチェック、虫歯治療、根管治療、歯牙再植、その他外科処置などです。根管治療とは、歯の神経の虫歯を取って、消毒する治療です。歯牙再植とは、本来であれば抜歯が必要な歯を一度抜いて補修した後に入れ直す治療です。

拡大した視野で、しっかり治療する部位を目で確認しながら治療を行うことで、治療の取り残しや位置のずれなどが起こりにくくなります。それが、治療後の良い状態を長持ちさせることにつながると考えています。

治療時のデータがほしい方には、DVDディスクをいただければ書き込んでお渡しすることも可能です。より精密な治療をしてほしいという方は飯能市の清水歯科医院へお越しください。

ホワイトニング

歯は食べものや飲みものによる着色や加齢、遺伝などで、色が徐々に変化していくことがあります。ふとした拍子に「昔はもっと歯が白かった」「何となく歯の色がくすんでいるなぁ」など、気になることはありませんか。このようなときこそホワイトニングの出番です。

ホワイトニングとは、薬剤を使って、歯の表面に付着した物質を取り除く処置です。歯磨きで落ちにくかった汚れでも分解しやすいのが特徴です。

ホワイトニングには3種類あります。当院で行うオフィスホワイトニングと、ご自宅で行っていただくホームホワイトニング、両方を行うデュアルホワイトニングがあります。

このように、当院では様々なホワイトニング方法を取り扱っています。歯の色が気になって悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。

入れ歯

歯が少ないと、食事の際に食べものを噛み砕かないまま胃に送ることになり、胃や腸などに負担がかかります。また、歯、特に前歯がない場合は、発音・発声が難しくなるというデメリットもあります。入れ歯には、そのようなデメリットを補い、見た目や機能性の改善を促すという役割があります。

入れ歯は、一部の歯の代わりに入れる部分入れ歯と、全部の歯を補う総入れ歯の2種類に分かれます。それぞれに保険適用と保険適用外のものがあり、保険適用の入れ歯であれば、リーズナブルで幅広い症例の方にお使いいただけます。

当院では、院内にて保険適用の義歯を作製しています。歯科技工所に発注する必要がないため、通常の製作日数よりも短い期間で作製が可能です。「噛める義歯」「外れない義歯」をモットーに作製を行っておりますので、新しく入れ歯を作ろうとお考えの方はもちろん、今お使いの入れ歯に不具合を感じる方もぜひご相談ください。

インプラント

従来、歯を失った場合にはブリッジや部分入れ歯といった治療が多く行われてきました。しかし、これらの方法では、健康な歯を削ったり、噛みにくくなったりするという問題がありました。インプラントであれば、隣の歯に負担をかけないほか、天然歯に近い噛み心地が得られます。

当院では、アストラテック社製のインプラントを採用しています。このメーカーにはインプラントの長期使用データがあるため、それらを治療の参考にしながら治療を進められることがメリットです。

治療の際は、インプラントと人工歯冠を別々の日に装着する2回法を採用しています。より幅広い症例に適用できる他、歯茎の傷が塞がるまでの期間があるため、細菌感染のリスクが低いのが2回法のメリットです。

他の歯になるべく負担をかけずに、失った歯を補いたいという方は、インプラントについてご相談ください。